君の名は。
*以下は君の名は。の感想ですので、鑑賞した後にご覧ください。また、時をかける少女(2006)の感想を含みます
観に行きたいとの声があり、今日は2人で君の名は。を観に行きました
おおまかには好評で、万人受けすることも理解できる内容でした
個人的には、序盤とクライマックスが好きですね
瀧と三葉が入れ替わって学園生活をする愉快なパートと、時を経て2人が出会い、お互いに呼び合う感動のシーンです
盛り上がりどころである隕石まわりに関しては、これはどうなんだろうなと首をかしげました
言ってしまえば1組のカップルが成就するか否か、君の名は。の本筋はそこにあります
そういうスケールの小さい本筋に対して、隕石の衝突によって、まるごと町が消え去るという要素は少なからずおおげさです
話の流れに少しばかり似たものを感じる時をかける少女(2006)の場合、救いたい相手が死にいたる原因は、自転車のブレーキが故障していることによる交通事故でした
主人公が取り除かねばならない脅威は、これくらいの、言わば手のひらサイズのスケールでよかったのではないか
私には、そう思えました
私が思うとおりの作劇であったなら、もっと地味な作りになっていたでしょう
そちらの方が好ましかったというのは、私の個人的な嗜好です
以上、ご清覧ありがとうございました
ご意見・ご感想をいただければ幸いです